東松島市震災復興伝承館・東日本大震災復興祈念公園

 

 

 

東松島市震災復興伝承館

 

「東松島市震災復興伝承館」は、東日本大震災発生時までJR仙石線野蒜駅および東松島市奥松島観光情報センターとして利用されていましたが、3mを超える津波により大きな被害を受けました。野蒜駅の高台移設に伴い、「旧駅舎」を震災復興伝承館、「旧野蒜駅プラットホーム」が震災遺構として整備され、現在では東日本大震災の記録、復興状況などを展示・紹介しています。

 

入場は無料となっています。定休日・開館時間、問い合わせ先などは下にある東松島市公式ページでご確認ください。

 

 

駐車場

車いす優先駐車場は建物東側に2台分設置されています。

 

出入口

 

 


出入口は引き戸で訪問時は解放されていました。

 

1階展示

1階では東松島市や航空自衛隊松島基地の復旧・復興の様子や全国からの支援に対する感謝を込めた名簿・アート作品などが展示されています。

 

 

 

 

 


1階では動画「東松島市からのメッセージ」が流れています。
また、2階に上がれない場合はこちらで2階で上映している記録映像を見ることもできますので、係員さんにお伝えください。

 

2階展示

東松島市震災復興伝承館は2階建てですが、エレベーターはなく、移動手段は階段または「いす式階段昇降」しかありません。今回訪問したメンバーはイスへの乗り移りができないので、2階に上がることはできませんでした。


こちらがいす式階段昇降機です。

 


津波で被害を受けた券売機

 


時が止まった時計

 


被害の様子のパネル展示

 

 


東日本大震災の記録映像を上映しています。(45分)

 

 


階段の左に見えるのが貸し出し用車いす(1台)です。

車いすユーザーの中でイス式の階段昇降機が使える方は限られています。

また、2階には津波の被害を受けた券売機、地震で止まってしまった時計、被害の様子を伝えるパネル展示など震災当時の様子を知ることができる貴重な記録が残されており、これらを見ることができないのは非常に残念です。
私たちは東松島市に対して
優先事項としてエレベーターの設置
エレベーターが設置できない場合は、設置している券売機・時計を1階に配置すると共に2階のパネル展示をタブレット等を使うなど、すべての展示している写真を1階でも見られるような合理的配慮を行っていただきたいと要望いたしました。

 

 

 

震災遺構 旧野蒜駅プラットホーム

旧野蒜駅プラットホームへは震災復興伝承館北側の出入口を利用します。

 


正面は階段ですが右側にスロープが付いています。

 

 


ここがプラットホームの出入口になります

 

プラットホームを囲うように舗装がされており、津波の威力を間近で感じることができます。

 

 


津波の威力でゆがんだ線路や折れ曲がった柱などが、震災直後の姿のまま震災遺構として残されています。

 

 


段差もなく、1周することができます。

 

 


ホームの中には入れませんのでご注意ください。

 


1周回る上での最小幅はこちらです。

 

祈念広場 慰霊碑

東日本大震災で犠牲になられた方への追悼と鎮魂を祈念する慰霊碑と犠牲になった方々の名前を刻んだ芳名板があります。波模様を施したモニュメントの頂点は津波到達高さと同じ3.7mになっています。

 

 

 


慰霊碑に手を合わさせていただきました。

 

多目的トイレ


多目的トイレは出入口の西側に1カ所設置されています。

 


利用時間は8:30〜17:00となっています。

 

 

 

 

 

 

 

地図

 

JR野蒜駅より来られる移動手段については下の図をクリックしてください。